ビットコインNFTって何だ?
イーサリアム系のNFTとの違いは何?
というお悩みが解決できます。
この記事では、ビットコインNFTの特徴について解説します。
専門用語を使わずにお伝えするので仮想通貨に詳しくない方も安心して読んでいただけます。
これからビットコインNFTを始めたい!という方は是非最後まで読んでビットコインNFTの理解を深めていってください。
ビットコインNFTの特徴
ビットコインNFTの特徴は、以下5つ。
- フルオンチューン
- インスクライブ費用がかかる
- 高度な機能(細かい画像)は作り込めない
- ロイヤリティ徴収が難しい
- 取引できるサイトが限られる
ひとつずつ解説していきます。
1.フルオンチューン
フルオンチューンとは、NFTのデータ全てがブロックチェーンにのっているって事。
現在流通しているイーサリアム系NFTの多くはNFTのデータ全てがブロックチェーンに載っていません。
理由は、ブロックチェーンの容量制限が厳しく、大容量のデータを保存するのは難しいから。
そのため大半のNFTは画像や動画を「ブロックチェーン以外のサーバー」にアップロードし、そのデータをNFT経由で読み込ませています。
外部サーバーにデータが置いてあるため、そのデータが消えてしまうとNFT画像や動画も消えてしまうデメリットとリスクがあります。
ビットコインNFTはフルオンチューンであり、外部サーバーは原則利用しません。
ビットコインチェーンが動き続ける限り、NFTが消える事がないのです。
運営がいないビットコインは永遠に動き続ける、、、ロマンだね。
2.インスクライブ費用がかかる
インスクライブとは、ビットコインチェーンにデータを刻むこと。
ブロックチェーンという未来永劫残る石に情報を刻むイメージです。
インスクライブする際に一定程度の費用がかかります。(これがネットワーク手数料)
データが軽ければ数百円で刻めますが、高容量データは高額になります。
石に情報を刻む量が少なければ時間も労力も少なく済むので安価に出来る!
だけど刻む量が多いと時間もかかるし労働力を投入するからお金がかかるとイメージできるよね!
インスクライブはNFT1点ごとに発生するので1000点発行する場合は、1点あたり500円だとしても50万円掛かる計算。
インスクライブ費用の問題があるためビットコインNFTでは比較的低容量で表現できる「ドット絵」が好まれる傾向があります。
ドット絵とは僕みたいな画像だよ。
スーファミレベルの画質なら安価にスクライブできそう!
3.高度な機能は作り込めない
ビットコインNFTは非常にシンプルな仕組みのため、高度な機能を作り込むのは困難。
どういう事かというと、ブロックチェーンゲームやDeFiのような複雑な機能を実装させるのは困難って事です。
プログラムを記述するのには向いていません。
しかし、将来的には技術開発が進み高度なプログラムを記述できるようになる可能性はあります。
ここは技術の進歩に期待!
4.ロイヤリティ徴収が難しい
ロイヤリティとはNFTが売買される度に取引代金の一部がクリエイターに入金される事。
そのため、初期販売後も継続的に収入を得るというメリットがあります。
しかし、ビットコインNFTにはロイヤリティの仕組みが実装しにくいのです。
理由は前述の通り高度な機能を組み込む事が難しいから。
クリエイターが継続的に収入を得るには作品を出品し続ける必要があるのです。
販売を複数回に分け、2次流通価格に応じた価格で2回目、3回目のリリースを行う、とかね。
5.取引出来るサイトが限られる
現在ビットコインNFTを取引できる代表的なサイトは下記
Gamma
ordinals.market
ORDSWAP
MAGIC EDEN
中でも取引量が多いのがMAGIC EDENです。日本のNFTもMAGIC EDENでリリースされました。
しかし、イーサリアム系のNFTと比較してまだまだ取引サイトが少ないのが現状です。
使えるウォレットも違うから注意!
Xverseウォレットが使いやすいよ。
今回は以上です。ビットコインNFTの理解は深まりましたか?
ビットコインNFTは2023年1月に誕生したばかり、これから更に進化していくことが予測されます。
まだ仮想通貨/暗号資産口座を持っていない方は次の流行りが来る前に口座を作っておきましょう!