【冬の時代】NFTは本当にオワコン?理由と将来性を徹底解説

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NFTは冬の時代に突入してオワコンって本当?

なんでオワコンと呼ばれてるの?
NFTの将来性がまだあるなら知りたい!

こんな疑問を解決できる記事になっています!

私は2017年から仮想通貨/暗号資産に投資してきて壮絶な相場を体験してきました。

仮想通貨もオワコンと呼ばれた時期が何度もありましたが仮想通貨の本質や将来性を信じた結果、家族持ちの平凡サラリーマンでも総資産8桁を達成。

この記事を読む事で「NFTが何故オワコンと言われるのか」を理解できると同時に、NFTはオワコンではない理由将来性のあるNFTの見極め方を身につける事が出来ます。

記事前半ではオワコンと呼ばれる理由を、後半ではオワコンではない理由と将来性を解説するので、じっくり読み込んでくださいね!

オワコン:『終わったコンテンツ』つまり、話題性/魅力が無くなって皆の興味をひかなくなったコンテンツ。

目次

NFTがオワコンと呼ばれる理由

NFTがオワコンと呼ばれる理由は以下11点

  • NFTの価格下落
  • NFTが売れていない
  • NFTの高額取引ニュースがない
  • NFT人口が増えていない
  • 日本のNFT市場が小さい
  • 取引手数料の高騰
  • ロイヤリティの撤廃
  • ハッキングのリスク
  • 詐欺のリスク
  • NFTについて知らない
  • 仮想通貨/暗号資産の価格下落

ひとつずつ解説していきます。

NFTの価格下落

一つ目はNFTの価格が下落しているから

主要NFTを筆頭にフロア価格(最低価格)は下落傾向にあります。(2023年10月)

村上隆氏も関わる海外NFTのCLONE X
国内人気№1NFTのCNP

NFT価格が下落=オワコンという認識

2022年~2023年初頭にかけてのNFTバブルが弾けた状態が現在(2023年10月)

2023年初頭「Blur騒動」と呼ばれる事件がNFTの下落の発端

Blurとはロイヤリティ徴収を行わないのが特徴のNFTマーケットプレイス

騒動の概要

取引量に応じてBlurがトークン配布→トークン獲得のためBOTが損切り値段での自動売買を乱発→NFT価格が下落→トークンは配布されず更に下落

トークンで利益が見込めるため購入価格以下の値段での取引(マイナス取引)が盛んに行われてしまったんだよ…売買利益よりも取引量を優先したんだね。

NFTが売れていない

2番目の理由は、NFTが売れていないから

下図はNFTの取引数(売買の数)の推移 ※折れ線が取引量

https://www.coindeskjapan.com/196992/ より引用
2023年1月2023年7月増減
取引数736万件370万件▲50%

半年で取引量が半分になってる…

NFTの高額取引ニュースがない

つぎの理由は、NFT関連の派手なニュースが無いからです。

2021年~2022年は何億という価格でNFTが売れたというニュースが飛び交っていました。

NFT価格
BeepleのEverydays – The First 5000 Days約75億円
ジャック・ドーシー氏のツイート約3億1640万円
CryptoPunks約8億1400万円
Axie約1億6000万円

改めて見ると尋常じゃない価格…

NFT人口が増えていない

NFTを売買する人口が増えていないのも理由の一つです。

2023年4月のユーザー数はNFTバブル前の2021年7月とほぼ同数

つまり2年前からNFT人口が増えていない(変化してない)という事

ユーザーが多ければ多いほど市場は盛り上がるからね!

日本のNFT市場が小さい

さらに、日本のNFT市場が小さい事もオワコンと呼ばれる理由です。

日本のNFTホルダーは約1.5万人と推定されています。(2023年8月)

つまり日本人の0.01%しかNFTを利用していません。

まだ市場規模が小さすぎるのです。

日本は海外NFT市場規模の100分の1と言われています。

みんなの周りにはNFT持ってる人いるかな?

取引手数料の高騰

取引手数料(ガス代)の高騰も挙げられます。

ガス代:取引の際に発生する手数料(履歴をブロックチェーンに記録している)

ガス代は変動し続ける特性があり、高い時だと『1000円のNFTを買うのに2000円のガス代を支払う』といったケースも。

下記リンクからリアルタイムにガス代を知る事が出来ます

Ethereum Gas Tracker

※ページ下部のOpenSea: Sale部分

NFT本体よりも手数料が高いのは納得できないよね…

ロイヤリティの撤廃

OpenSeaでのロイヤリティ強制徴収の撤廃が予定されています。

OpenSeaでは2024年3月1日以降、ロイヤリティの支払いは二次流通での販売者の「任意」となる。

ロイヤリティを設定するか否かは販売者の判断となるので利益確保の為に設定しない人が大半を占めると予測されます。

ロイヤリティ:NFTが売買される度に作成者(運営)に5~10%の手数料が入る仕組み

つまりロイヤリティ徴収制度が撤廃されると作成者(運営)に手数料収入が入らなくなります。

運営側は「NFTを販売し一次収益をあげ、二次流通を活発化することでロイヤリティ収入も獲得する」というビジネスモデルが通用しなくなるため新しいNFTコレクションの参入スピードがダウンします。

二次流通で稼げないからフリーミント(無料配布)も無くなるかも!

ハッキングのリスク

NFTには依然としてハッキングのリスクがあります。

NFT市場の激しい変化と同様にハッカーの手口も変化し続けています。

2023年9月 イーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン氏のX(Twitter)がハッキングされ1億円相当の被害に

イーサリアムの創設者まで被害にあってしまうのか…おそろしい…

詐欺のリスク

ハッキングに加えてNFTには詐欺のリスクもあります。

DiscordやXのDMを通じて詐欺が横行しており、特に初心者が詐欺の被害にあっています。

また、NFTの一次販売で売り抜けると行方をくらましてしまう運営者も存在します。

このNFTには将来性があると散々盛り上げておいて売り逃げするパターンが多数発生!

NFTについて知らない

NFTという言葉は聞いた事あるけど具体的には説明できない。方が大半です。

日本のNFTホルダーは約1.5万人と推定されています。(2023年8月)

つまり日本人の0.01%しかNFTを理解していないと言えます。

NFTという言葉が独り歩きしている状態。

仮想通貨/暗号資産の価格下落

仮想通貨/暗号資産の価格下落 もNFTがオワコンと言われる理由。

2022年のFTX事件をきっかけに仮想通貨/暗号資産の価格は6割も下落

NFT価格も同様に下落していきました

価格下落=オワコンと認識されたためです。

価格が下落すると価値のないものと認識してしまう…

NFTはオワコンではない理由

つぎは逆に、NFTはオワコンではない理由を解説していきます。

オワコンではない理由は以下11点

  • 所有者を証明できる
  • 市場規模の拡大
  • 政府がWEB3事業を強化
  • ハイプ・サイクルの幻滅期
  • 大企業や有名人の参入
  • 画像販売以外の用途
  • NFTゲームの普及
  • メタバースとの相乗効果
  • NFTの保有特典
  • 投資対象となる
  • NFTを始めやすくなってきている

ひとつずつ解説していきます。

所有者を証明できる

NFTはデジタルデータの所有者が誰であるか証明する事が出来ます。

下記はOpenSeaのNFTアート画面。

所有者「you」となっており、このNFTはあなたが所有してますよ。と表示

誰かがこの画像を使っていたとしたら偽物(コピー品)だよ!

市場規模の拡大

NFTの市場規模は拡大する傾向にあります。

2022年から5年間で市場規模は約4倍になる予測も。

【世界調査レポート】NFT市場規模の今後を予測、5年で4倍の約2兆円に急拡大できるワケ

つまり、NFT市場規模は拡大しNFTの価値が広まっていく可能性があります。

今はインターネットが出始めた時と似てるよ!
みんながNFTを使う時代は意外とすぐかもね!

政府がWEB3事業を強化

日本政府もWEB3事業を強化する動きをしています。

岸田総理は2022年5月の講演で「ブロックチェーンやNFT、メタバースなどweb3の推進のための環境整備も含め、新たなサービスが生まれやすい社会を実現する」と言及。

さらに岸田首相は2023年7月のWeb3カンファレンス「WebX」にビデオ登壇。

政府として「Web3の推進に向けた環境整備」に取り組んでいることをアピールしました。

WebXはアジア最大級のWEB3カンファレンスだよ!登壇者のメンツがヤバすぎる…
これでもオワコンって言える??

ハイプ・サイクルの幻滅期

NFTはハイプ・サイクルの幻滅期にあたる可能性があります。

ハイプ・サイクルとは:新たなテクノロジーが登場した後の動きを視覚的に説明するモノ

https://www.gartner.co.jp/ja/research/methodologies/gartner-hype-cycle より引用
https://www.gartner.co.jp/ja/research/methodologies/gartner-hype-cycle より引用

実はインターネットが登場した際も同じような事が起こりました

NFTも同様にバブルが弾けた後、正当な評価や実例を積み重ねて世の中になくてはならない存在となるでしょう。

現在ではインターネットがない生活なんて考えられないよね。
NFTもそうなる可能性を十分秘めているんだ。

大企業や有名人の参入

2023年1月の時点でなんと有名トップブランド100社中、43社がNFTを取り入れているのです。NIKE、スタバ、コカ・コーラ、グッチなどが既にNFTを利用しています。

世界的HIP HOPアーティストのスヌープ・ドッグとエミネムもNFTの世界に参入しておりNFTが登場するMVも作成。

エミネムはあの「BAYC」のオーナーだよ!
購入額はなんと5300万円!

画像販売以外の用途

NFTは画像販売だけ出来る訳ではありません。

NFTの用途
  • 音楽
  • 動画
  • 画像/イラスト
  • ゲーム
  • 入場券(NFTチケット)
  • 証明書

NFTチケット、実は既に利用されてるんだよ!
日本のチケットサービス「チケミー」は手軽にNFTチケットが購入可能!

チケミー

NFTゲームの普及

NFTの偽造不可・改ざん不可という特性を活かしたNFTゲームが普及しつつあります。

NFTを利用したゲームはPlay to Earnゲームとも呼ばれ、ゲームを遊びながら稼ぐ事ができます。

Play to Earn=遊んで稼ぐ

東南アジアではNFTゲームで生活してる人もいるんだよ!

CNPがゲームをリリース

人気NFTプロジェクトのCNP(Crypto Ninja Partners)がバーニンウォーズというスマホゲームアプリをリリースしています。

CNPバーニンウォーズ
CNPバーニンウォーズ
開発元:Bucket Inc. (Japan)
無料
posted withアプリーチ

初のリリースにも関わらず無料ゲームランキング13位に。

ゲーム内でNFTは使用しませんが、CNPおよびNFTが普及するきっかけとなっています。

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この記事を書いた人

放課後、本気出す!がモットー
2017年から仮想通貨(暗号資産)に投資開始。現在の評価額は8桁。
NFTは忍者DAO関連を所持。
MOVE2EARN SLEEP2EARNを日常に取り入れて健康志向な30歳後半男子。

推しコインはXRPです!

Amazonのアソシエイトとして、本ブログ運営者たれじゅんは適格販売により収入を得ています。

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